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不思議な体験2

先日の体験談がそれなりに好評っぽかったので、第二弾です。
蒸し暑い夜に涼を。。。。

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これは、高校3年の時の夏休みの話です。


夏の突き刺さるような日差しが眩しいある日、自分は学校に向かっていました。
まじめに青春を謳歌していたので、部活動に専念し…と言うのは嘘で、補習を受けに行っていたのです。

勉強が苦手だったのかと言われると、実はそうでもなく(数学は苦手ですが)、自分で言うのも何ですが、要領もそこそこ良く、勉強もある程度まじめにやっていた為、成績は殆どの教科で学年の中盤~中盤より上、理系だけは得意だったので、学年TOP20の中に入る位でした。

しかし、学校にお昼位に登校&早退してカラオケボックスに行くなどして、青春を謳歌していたため、出席日数に難がある教科が幾つかあり、よりにもよって理系でも補習を受ける羽目になっていたのです。


「通知表の評価が4で補習を受ける生徒はお前くらいだ」

と、補習を告げた担任の呆れ顔は、今でも忘れられません…


とまぁ、特殊な事情の補習(汗)だったため、通常の補習組みとは補習の内容が異なります。
自分に与えられた補習内容は、通常の補習組みが使った教室の掃除&後片付けだったのです。

なので、夏休みの数日間、掃除をするためだけに学校に行く事になっていました。。。

もちろん、こんな補習を受ける羽目になっている生徒は、自分一人です。
通常の補習組みと一緒に登校しても、その補習が終わるまで自分は待機する事になるので、補習が終わる時間を見計らって一人で登校し、掃除をして帰宅するという生活をしていました。



そんなある日。


いつもの通り、お昼を食べてから補習を受けに学校に向かっていました。


天気は夏らしい快晴。
自転車通学だったのですが、程よく風もあり、そんなに苦になるような感じではなかった気がします。



そうしていつも通り学校に向かっている最中、ふと妙な事に気付きました。



周りに通行人、車などが全くいないのです。



いくら田舎とはいえ、平日の昼間。
しかも、普段は流通の要となる国道沿いを自転車で走っている訳です。

前後見渡してみても、車が来る気配も無い完全な無人状態。冷静に考えると、普通にありえない状態でした。




「気持ち悪いくらい誰も居ないなー」


と何となく思いながら、国道沿いの大きな河の橋に差し掛かったあたりで、異変が起きます。




突然、今から夕立でも降るのか?と思う位辺りが暗くなり始めました。



と思ったら、その後いきなり




ガクン!



と、自転車のペダルが重くなます。






明らかに「誰か」が後ろに乗ったのが分かりました。





この瞬間、既に軽くパニック状態になっていたのですが、この状況と後ろに乗った「誰か」がヤバいものだという事は、即理解しました。



そこからは、どんどんペダルが重くなっていきます。




「****」




重くてこぎづらい!止まってしまいそうだ!!




「****」




こんなところで止まっていると、補習に遅刻してしまう!!




「****」





嘘です。
別に補習に遅刻したくないから必死にペダルをこいでいるのではありません。




さっきから、後ろの「誰か」がこう言うのです。






「…ねぇ」





呼んでます。明らかに俺を。


不自然に暗くなる辺り、重くなるペダル、そして声がどんどん耳元に近づいてくる…






「ねぇ!」




こんな状態で、振り向いたり止まるのは絶対ヤバいというのは分かるので、目をつぶり必死にペダルを漕ぎ続けました。



多分、時間にして数分位の出来事だったと思います。

必死にペダルを漕ぎ続けていたら、急にペダルが軽くなり、「あれ?」と思い目を開けると、普通に橋の歩道を自転車で走っていました。


あれだけ暗くなっていた辺りも、何事も無かったように快晴の日差し。
そして、さっきまで誰も見当たらなかったのに、気が付けば乗用車や、トラックやらが自分の自転車を追い抜いていきます。

その後は何事も無く、無事補習にも間に合い、帰りは遠回りして帰宅しました。


夏休み明けに、オカルト好きな友達と改めてその道を一緒に通ってみても、何も起きませんでした。
その後も何かあったという噂話も聞くことは無かったので、何故あの時あんな事が起こったのか、今でも不思議です。

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不思議体験第二弾、如何でしたか?
まだ幾つか体験談はあるので、また気が向いたら書きますね。